台湾の文化

日本と台湾のビジネスマナーの違い(挨拶・服装・連絡・接待・打ち合わせ)

台湾でビジネスをする際、気になるのはやはり現地でのビジネスマナーではないでしょうか。 国が違えば、習慣やカルチャーはもちろん、ビジネスに対する考え方も違いが出てくるはずです。 ビジネスマナーに正解はないんですが、台湾人が […]

台湾の文化

台湾でビジネスをする際、気になるのはやはり現地でのビジネスマナーではないでしょうか。
国が違えば、習慣やカルチャーはもちろん、ビジネスに対する考え方も違いが出てくるはずです。
ビジネスマナーに正解はないんですが、台湾人がどのように接してくるかを前もって知っておけば、対応しやすくなること間違いなしです。
ここでは、日本と台湾におけるビジネスマナーの違いについてご紹介しますので、ぜひご参照ください。

「台湾=大阪」な文化??

不思議なもので、同じビジネスをやっていても地域性というのは少なからず現れるものです。
必ずとは言えませんが、台湾はどこか大阪に似たような文化があります。
職人気質というよりかは商売人気質、またフレンドリーで話好き、せっかちで自己主張が激しいといった具合です。
また時間にも比較的ルーズで、友人で待ち合わせをするときの待ち合わせ時間はあくまで「目安時間」。待ち合わせ時間から5分後に集合完了することは日常茶飯事なのです。
しかしフレンドリーな国民性からか、台北などの都市でも道を尋ねると親切に応えてくれる方が多い印象です。逆に街中でいきなり知らない人に話しかけられることもしばしば……
もちろん、これはあくまで傾向であり、必ずしもそうとは言い切れませんが、大阪人にとっては感覚的な意味では台湾は過ごしやすいかもしれません。

ちなみに台北市と大阪市はそれ以外も似ています。
例えば面積。台北市は271.8㎢なのに対し、大阪市は223㎢と、ほぼ同じくらいです。
人口も、台北市は270万人(2016年)に対し、大阪市は269万人(2015年)。
不思議な縁を感じますよね。

あくまで似ているというだけですが、台湾人は大阪の人に雰囲気が近いというイメージを持つと、一気に具体的な人物像がみえてくるかと存じます。
もちろん、実際にあった場合は細かい差異がみえてくるものなので、差があったら徐々に修正していきましょう。

台湾でのビジネスマナー【挨拶編】

さて、大体台湾の国民性がどのような傾向か分かったところで、基本的なビジネスマナーの「挨拶」についてご紹介します。
日本と台湾の挨拶での違いは、「挨拶はお辞儀ではなく握手」という点です。
最近は日系企業もかなり増えたので、対日本人の場合はお辞儀で挨拶する現地のビジネスマンも多いですが、握手の文化があるということを知っておきましょう。

台湾でのビジネスマナー【服装編】

台湾現地で台湾企業の社長や幹部と初めてアポを取ったとき、直前で意外と気になるのが服装です。
結論から言うと、日本と同じくスーツが無難だと言えます。
現地ではカジュアルな格好が多いですが、台湾人から見ると日本人はスーツでビシッと決めているという印象が強いためです。

ただし、台湾は一年を通して暖かく、年平均は25度越えです。
現地ではカジュアルな格好が多いというのも、この暑さのため。特に平均気温が30度を超える夏場はジーパンを履いているのもつらいのです。
そんな酷暑の中毎日スーツを着ていたら、その辛さは倍増です。
したがって普段はカジュアルな格好、取引先と初めて会う場合はスーツなど、場面に応じて服装を選ぶと良いでしょう。

台湾でのビジネスマナー【連絡編】

台湾で仕事を始めて驚くのは、「取引先でのやり取りをLINEで行う」点でしょうか。
もちろん全てではありませんが、日本では取引先、特にお客様とLINEでやり取りをするなんてことはなかなか考えられませんよね。
しかもLINEアカウントは個人のプライベートアカウントを使用しています。
こんな習慣も、しっかりと“NO”と言える文化からくるのでしょうか。

台湾でのビジネスマナー【接待編】

台湾でも日本と同様に、接待という概念が存在します。
食事に行ったり、ゴルフに行ったり、お酒を飲んだり……
台湾人同士は仲良くならないとあまり行かないことが多いそうですが、日本人とのビジネスでは積極的に接待を行うという話もあります。

台湾でのビジネスマナー【打ち合わせ編】

冒頭で、台湾人は時間にルーズという旨を記載しました。
時間にルーズなのはビジネス上でも表れることもあるようです。
打ち合わせでは、例えば約束の時間から20分後に何事もなかったかのようにやってくる、という場合もありますが、これも国民性だと割り切るしかなさそうです。
こちらは時間通りに行動して、取引先が遅れても気にしない……といった大らかな心でいることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
細かい違いはあれど、基本的に日本でのビジネスマナーを抑えていれば台湾で失礼にあたることは無いようです。
逆に台湾での取引先、特にお客様が多少失礼に見えても、それは信頼関係の証であり、悪気は無いことを理解する必要があります。
海外文化と触れ合う際には謙虚な心と柔軟な意識が必要です。
これはビジネスというより、異文化交流の際に求められる意識ともいえます。
今までになかった見識が広がるチャンスでもありますので、積極的に台湾の人々と交流しましょう。