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台湾進出における航空輸送の特徴、メリット・デメリット

航空輸送とは航空機を用いて人、貨物、郵便物などを輸送することです。 他の輸送手段と比較すると、スピードが早いと […]

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航空輸送とは航空機を用いて人、貨物、郵便物などを輸送することです。
他の輸送手段と比較すると、スピードが早いという特徴があります。
全世界を短い時間で結ぶため、緊急に貨物を運ぶ際に大変便利です。
新鮮さを要求されるものや、小型で高価な商品を主に運びます。
こちらでは航空輸送の特徴やメリットデメリットをまとめましたので、ぜひご参考にしてください。

航空輸送の特徴

航空輸送の最も大きな特徴は他の輸送方法と比べて圧倒的な輸送時間の短さにあります。
以前は費用が高かったですが、ジェット化や大型化が進み、利用できる幅が広くなってきました。
ただ、航空機を使うという特性のため、同時に留意点もその特性に合わせたものを考える必要があります。
下記には航空輸送の特徴について、航空機の特徴に合わせて説明します。

振動や衝撃

航空輸送は他の輸送手段と比較すると、振動や衝撃について考慮する必要があります。
離陸前地上滑走中の振動、飛行中のエンジンによる振動 、着陸時の振動 、着陸後地上滑走中の振動など……。
この中でも着陸時、および着陸後の振動は大きく、飛行中のエンジンによる振動は大幅に小さいとされています。

温度管理

航空輸送にあたっては、他の輸送手段と比較すると温度管理にも注意する必要があります。
航空機内の貨物室の室温については、地上時と飛行中で大きく変わります。
地上時は気象条件の影響を受けるものの、空調による管理が可能です。
一方、飛行中ですと高度1万メートルほどでの飛行中は-50℃の外気温となっているので、飛行機内の貨物室の位置や温度調節機能の有無によって上下する。

飛行中の荷重および傾斜

これも航空機特有の事象ですが、飛行中の荷重や傾斜についても注意が必要です。
離着陸時および乱気流による影響を加味して荷崩れ対策をする必要があります。
加えて気象条件や運転技術による影響度があるため、予測することは難しくなっています。
また、離着陸時や旋回時の航空機の傾斜にも留意する必要があります。

以上のように、航空輸送は離着陸や飛行中などで衝撃や温度、傾斜などの管理が必要になります。
商品によっては影響を受けることもあるので、輸送手段の検討の際には考慮しておきましょう。

航空輸送のメリット

こちらでは航空輸送のメリットについてまとめました。
輸送手段を選ぶ際に参考にしてみてください。

リードタイムが短く、時間短縮が必要な輸送に向いている

航空輸送の大きなメリットとしては時間短縮が出来る点にあります。
輸出時の空港搬入から離陸、輸入元空港で着陸から貨物の搬出、現地到着までのリードタイムが短くなっえちます。
輸送時間が海上輸送に比べると圧倒的に短いので、緊急な対応など時間短縮が必要なときに役立ちます。

海上輸送ではNGな品目でも航空輸送なら輸出できる

海上輸送ですと時間がかかるためNGな商品でも、航空輸送なら輸出入が可能です。
海上輸送では搬出からのリードタイムが長いので鮮度を保てない品目であっても、航空輸送であれば貨物の鮮度を保ち輸出できる場合がある。
特に生鮮食品などは航空輸送でないと取引が出来ない物が多くなっています。

目的地が内陸部に位置する場合の輸出に対して時間的短縮効果が高い

海上取引は地形を選ぶため、内陸部などですとそこからの輸送時間も考慮しなければなりません。
一方、空港でしたらある程度の土地があれば、内陸部などにも設置できます。
航空輸送ですと空港からの内陸輸送にかかる時間が少なく済み、海上輸出よりも大幅な輸送時間の短縮効果が見込めます。

代引き等の貨物引き渡し支払い契約時の回収期間

これも時間短縮に伴う航空輸送のメリットです。
貨物の受け取り払いの案件の場合は代金回収期間の短縮につながり、キャッシュフローの優位性が生まれます。

以上のように、航空輸送は「スピードが早い」という特徴がそのままメリットになります。
スピードを求めるのでしたら航空輸送が有力候補になりますね。

航空輸送のデメリット

航空輸送はスピードが早いというメリットがある反面、デメリットもあります。
デメリットも確認して、輸送手段を選ぶようにしましょう。

海上輸送よりコストが高い

航空輸送のネックになるのがコストの高さです。
同じ重量の貨物を搬送した場合の輸送費は海上輸送の数倍にもなってしまいます。
そのため、海上輸送で済む場合はそちらを選んだほうがコストの節約にはつながります。

海上輸出に比べると積載量は劣る

1回の輸出入における積載量は海上輸送と比較して大幅に劣る。
積載量が原因で、よりコストがかかることにも繋がります。
大量の商品の取扱いということでしたら、他の輸送手段を用いることも検討しましょう。

生鮮食品などは混載での対応が難しい

航空機の性質上、積載効率を上げるために混載調整を行うことが困難です。
そのため、複数の種類の商品を一度に輸送することが難しくなっています。

保冷コンテナの利用が難しく、利用する場合も価格が高い

航空輸送でも保冷コンテナはありますが、レンタル料金が高く採用率は低くなっています。
簡易型の冷却装置付きコンテナはありますが、こちらは厳密な定温管理が難しいです。
保冷コンテナを利用しないと、遠隔地になるほど保冷剤を増量するコストが増えるため、輸送コストが増してしまいます。

振動による貨物への影響が大きい

他の輸送手段と比較すると、離着陸の際に大きな振動を受けてしまい、貨物の品質に悪影響を及ぼす恐れがあります。
また、乱気流による航空機の激しい揺れ等を受ける可能性もあり、振動により荷崩れや荷傷みを起こしてしまう点も注意する必要があります。

梱包材コストが割高である

上記に関連することですが、他の輸送手段と比べると衝撃や振動の影響が大きくなります。
振動や揺れによる荷傷みを防止するため、専用の梱包材を利用する場合は国内出荷用よりも割高であるため、コストも割高になってしまいます。

乗り継ぎ便利用の場合は保管が難しい

航空輸送の際に、直便がなく、乗継便利用の場合もありますが、その際の保存が難しいというデメリットもあります。
乗り継ぎ便で輸送する場合、積み替え時の時間が長くなり、太陽の直射日光や温度変化を考慮しなくてはなりません。
温度の影響を受ける貨物の場合は、保冷コンテナや断熱性の高いコンテナを利用する必要も生じます。
また、貨物の入れ替えによる荷痛みも発生する可能性が高まるので、梱包にも配慮する必要があり、それに伴うコスト増もありえます。

以上のように、航空輸送は主にコスト面と品質保持という点にデメリットが多くみられます。
商品の品質を保ちながらスピーディーに現地に届けるためには、相応のコストがかかります。
取扱う商品の性質や、届け先へのルートなどのリサーチをしたうえで、最善の輸送手段を選ぶようにしましょう。