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台湾のインフルエンサーとSNSマーケティング活用法

マーケティングとしてインフルエンサーを活用することは非常に有用です。 台湾でもSNSの普及によりインフルエンサーが情報を発信することの影響力というものが高まっています。勢いとしては日本を超えるかもしれません。 さて、イン […]

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マーケティングとしてインフルエンサーを活用することは非常に有用です。
台湾でもSNSの普及によりインフルエンサーが情報を発信することの影響力というものが高まっています。勢いとしては日本を超えるかもしれません。
さて、インフルエンサーといっても特徴は様々です。
育児目線を持ったママブロガーやダイエットトレーニングに特化している筋肉系YouTuber、若い10代向けファッションリーダーなどマーケティングに合わせてチョイスする必要があります。
こちらでは台湾のインフルエンサー・SNSを活用したマーケティング活用方法についてまとめましたので、ぜひご参考にしてください。

Facebookは台湾ユーザーの生活に浸透

台湾ユーザーは生活の一部としてFacebookを日常的に利用しています。
Facebook利用率は台湾インターネットユーザーのなんと90%以上!(日本は20%程度)マーケティングとしても見逃すわけにはいきません。
日本人の使い方よりも、より日常的に利用しているユーザーが多くなっています。
アプローチ次第では、日本のマスメディアのような使い方も可能というわけです。
日本人がテレビでニュースを見たり、新聞で情報を得たりするような感覚で、日常的にFacebookから情報を得ているのです。

Facebookは仕事中でもチェックしたり、隙間時間、暇な時間でもこまめにチェックしています。
最近はタイムラインにインフルエンサーを始め、動画が多くなって来ているとユーザーは感じています。
タイムラインはやや受動的なアプローチになるので、日本のTVCMのような感覚で展開することも可能でしょう。
つまり、日本ではマスメディアが行っているようなCMのようなマーケティング手法を我々が担っていけるのです。
SNS上でフォロワーなどを募ってインフルエンサーとして有名になりたいという層もいるため、そうした人々をまとめるインフルエンサービジネスも注目されています。
ECマーケティングとインフルエンサーを結び付けようとする流れもあるため、今後も注目の分野です。

引き続きブロガーも強い

SNSが盛り上がっている一方で、記事としてテキストで影響を持つブロガーも引き続き強みがあります。
台湾ユーザーはブログをよく読むことから、検索エンジンでも台湾ではブログが上位に来ることも多く、能動的に情報を求めるユーザーにはブログで情報収集をして意思決定を行うことが多くあります。
昨今有名ブロガーも記事+動画(YOUTUBE)という展開が多くみられていますが、動画だけでは意思決定のしにくさを記事で補完して相乗効果を生んでいます。
ブロガーとインフルエンサー、そしてそれを発信するSNSの組み合わせが注目されています。

YouTubeはTV代わり

台湾ではYouTubeも生活に定着しています。TVをじっくりみる風習が減って来ている中、YouTubeはTVに変わるものとして台頭しています。
若者だけでなく親世代でもYouTubeは普及しており、自分の趣味や嗜好に沿ったチャンネルや動画を選んで見ている家庭が多いようです。
動画のレベルも上がって来ており、趣味の教材や、旅行の参考にするなど、ユーザーの利用幅も増えて来ています。
動画だけで購入や意思決定するかという点では少しハードルが高いようで、複合的な判断を行なっている慎重性は多くの台湾人が持っているようです。
YouTubeだけでマーケティングを展開するというよりは、上記のジャンルと組み合わせていくのがポイントとなっています。

日本同様instagramも流行っている

Facebookが一定のポジションを持つ中、instagramも伸びています。
台湾人は元々写真が好きと言われており、Facebookでシェアしていた写真をinstagramを利用して移行するもの自然な流れです。
また、画像や映像を調べるのにもinstagramは向いており、ハッシュタグで簡単に手軽に検索できるのが好まれているようです。
「じっくり検索して調べる場合は検索エンジンを使う」という行動はまだまだ残っていますが、早急な意思決定が求められる場合などは、視覚的に直感で捉えられるinstagramを利用しているようです。
そのような意思決定を早める効果も込めて、インフルエンサーによるストーリーズを利用してマーケティングをおこなったりすることも有効です。

中華圏で人気が爆発したライブコマース

中国や台湾から注目され始めたライブコマース、現在ECのマーケティングとしては最も熱いと言われています。
そのライブコマースの台湾における市場規模は2017年360億円、2018年は900億円にまで達すると予想されています。
2014年ごろからライブコマースが出てきた台湾では、コスメやファッションだけでなく、高単価なジュエリーやブランドバックも多く売れると言われております。
ECサイトのデメリットをカバーしており、画像とテキストだけであった商品がインフルエンサーやブロガーなど影響力のある人たちが実際に使ったり、
リアルタイムコミュニケーションをとりながら商品紹介を行うとユーザーの購買意欲を刺激し、成約につながりやすくなります。

まとめ 〜インフルエンサーとSNSマーケティングの今後〜

台湾ではインフルエンサーとSNSが活気を見せていますので、台湾進出の際にもぜひ取り組みたいジャンルといえます。
また、SNSの特性を活かせば台湾だけでなく、台湾と日本のコラボも可能ですし、横展開して他の諸国ともコラボしていけます。
インフルエンサーにはインフルエンサーの目的があります。より多くの人々からのフォローを稼ぎ、企業などとタイアップして、
自分自身がマスメディアの広告塔のような存在になりたという野心めいた目的志向をもった人も多くいます。
そうした人々の熱意をくみ取り、うまくSNSの特徴と掛け合わせて自分たちの台湾進出事業も成功させていく……などなど様々な道があるといえます。
いずれにしろ、熱意を持った人々が多い世界なので、常にアグレッシブに挑戦していく精神が求められています。
台湾現地の若い世代の意見などを活用して、ぜひインフルエンサーマーケティンについても検討してみましょう。